家族に言えない収入の波…タクシー運転手の“お金のリアル”を語る

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タクシー運転手の魅力

家族に言えない収入の波…タクシー運転手の“お金のリアル”を語る

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タクシー運転手の“お金のリアル”を語る

「先月はいい感じだったのに、今月は厳しい…」
「“安定してる”って言いたいけど、実際は波が大きい」
「家族に本当の数字、正直に話せていない…」

タクシー運転手という仕事には、“自由さ”と引き換えに避けて通れない現実があります。
それが、「収入の波」。
今回は、現役ドライバーたちのリアルな声をもとに、「なぜ波が起きるのか」「どう向き合っているのか」そして「それでも続けられる理由」までを掘り下げます。

◆ 収入が“毎月違う”のが当たり前の世界

タクシー運転手の収入の多くは歩合制。
つまり、**「乗せた分だけ稼げる」けれど、「乗せられなければ減る」**というシンプルでシビアな仕組みです。


✅ ある月の実例(40代・隔日勤務):
• 8月:月収51万円(繁忙期・イベント多め)
• 9月:月収34万円(雨少なく、乗車数減)
• 10月:月収46万円(秋の観光シーズン)

→ 月に10万円以上変動することも珍しくありません。

◆ なぜ収入に波が出るのか?

1. 天気の影響
 雨の日はお客様が多く、晴れが続くと流しが難航する
2. イベントや繁忙期の有無
 花火大会・年末・観光シーズンなどの「稼ぎ時」がある
3. 自分の体調・やる気次第
 疲れやモチベーションが営業姿勢に直結
4. 曜日・時間帯の選び方
 「土日メイン」「夜勤多め」などで収入も大きく変動

◆ 家族に“言えない”プレッシャー

☞ 40代男性ドライバーの声
「良い月のことだけ話すようにしてます。悪い月は、“ちょっと今月は控えめ”とぼかしますね。」

☞ 30代シングルマザーの声
「子どもの学費や生活費の計算が常に“前の月の売上頼み”になって、気が抜けないです。」

☞ 50代ベテランの声
「波があると家族に心配される。でも、安定させるために“工夫”してるんですよ。」

◆ “波”を乗り越える3つの工夫

① 売上記録をつけて、波の“パターン”を見つける
• 週ごと/時間帯ごとの売上データを残す
• 「自分は雨の日に強い」「夜勤は効率がいい」などが見えてくる

→ 感覚ではなくデータで動くドライバーは安定しやすい!


② 固定のお客様=“指名”を増やす
• 名刺を渡す・印象を残す接客でリピーターを確保
• アプリでの高評価が“再指名”につながる

→ 波の少ない“安定客”があると収入も精神もラクに。


③ 月の目標収入から“逆算”して行動
• 例えば「月40万円欲しい」なら、「1乗務約3.3万円」が目安
• 日ごとの目標を立て、届かない日は早めに手を打つ

→ 無計画で走るより、数字に基づいた営業の方が稼げる

◆ それでも続けたくなる“自由”と“やりがい”

収入に波があるとはいえ、それを補って余りある魅力もタクシーにはあります。
• 自分のペースで働ける
• 頑張った分がすぐ収入に反映される
• 「ありがとう」が直接もらえる仕事

そして何より、**自分の工夫次第で“波を減らせる仕事”**でもあるのです。


◆ まとめ|波を知れば、怖くなくなる

✅この記事のまとめ:
• タクシー運転手の収入は月ごとに大きく変わることもある
• 天気・季節・自分のコンディションなどが波の原因に
• 家族にすべてを言えずに“プレッシャー”を抱える人も多い
• 売上の記録・指名客・目標の逆算で“波”はコントロール可能
• “波がある=終わり”ではなく、“対策次第で稼げる仕事”


「今月は少し落ちたけど、来月はイベントがある」
「日中は控えめだったけど、夜で巻き返そう」
そんなふうに、自分で“稼ぎ方を考える力”が身につくのも、タクシーの醍醐味。

家族に胸を張って話せるようになるには、まず自分が“波”と上手に付き合えるようになることが第一歩です。

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