「稼げるエリア」と「稼げないエリア」の見極め方とは?

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タクシー運転手の魅力

「稼げるエリア」と「稼げないエリア」の見極め方とは?

タクシー
~効率よく売上を伸ばすための営業戦略~

「走ってもなかなかお客様に出会えない…」
「同じ時間働いているのに、他のドライバーの方が売上が高い…」

そんな経験、ありませんか?

実は、売れるドライバーとそうでないドライバーの差は、“走っている場所”にあることが多いのです。
どんなに頑張っても、乗客が少ないエリアを走っていれば売上は伸びにくいもの。逆に、乗車率の高いエリアで効率よく営業すれば、無駄な空走を減らしながら売上アップが狙えます。

今回は、タクシー営業で知っておくべき「稼げるエリア」と「稼げないエリア」の見極め方と、その活用術をご紹介します。


1. 稼げるエリアの共通点とは?

「稼げるエリア」には、いくつかの共通する特徴があります。以下のようなエリアは、時間帯に関わらず乗客を拾いやすい傾向があります。

✅ 稼げるエリアの特徴:
• 人の移動が頻繁にある場所(駅、病院、商業施設など)
• “待ち”より“流し”に適している道路構造がある
• 時間帯ごとにニーズが明確に変化するエリア
• アプリ配車が活発な地域
• オフィスや観光地が密集しているエリア

たとえば、大型駅のロータリー、タワーマンションの出入り口、病院前、繁華街の出口などは、「今すぐ移動したい人」が多く集まる場所。
そういった場所を定点観測的に回ることで、効率よく乗車を得られます。


2. 稼げないエリアの特徴とは?

反対に、「稼げないエリア」とされる場所には、次のような共通点があります。

❌ 稼げないエリアの特徴:
• 住宅街のど真ん中など、通行人や交通量が少ない
• 店舗が早く閉まるエリア(夜は特に動きがない)
• 周辺に交通手段が豊富で、タクシーのニーズが少ない
• 駅から離れており、目的地として選ばれにくい

たとえば、郊外の住宅地や団地の中などは、乗車ニーズが特定時間に集中する傾向があります。こうした場所を“常時回る”のは非効率で、狙うなら早朝や週末などタイミングを絞るのが有効です。


3. 稼げるエリアの“時間帯別”の考え方

売上を上げているドライバーは、時間帯ごとにエリアを移動しています。つまり、「稼げるエリア」は時間帯で変わるということです。

◆ 朝(7~9時):
• 駅、オフィス街、住宅地→駅方向の道沿い
• 通勤・通学・病院送迎ニーズが多い

◆ 昼(11~14時):
• 病院、役所、ショッピングモール周辺
• 高齢者や主婦層の短距離利用が中心

◆ 夕方~夜(17~21時):
• オフィス街、飲食街、商業施設、繁華街
• 会社帰り、食事、買い物帰りなど乗車が集中

◆ 深夜(22時~翌2時):
• 居酒屋・クラブ・終電ターミナル周辺
• 長距離・高単価乗車が狙える

このように、同じエリアでも「時間帯」によって需要が大きく変わるため、“固定の稼げるエリア”というよりは、“時間ごとに最適な場所”を見極める力が求められます。


4. アプリ配車が多いエリアを把握する

稼げるドライバーほど、配車アプリ(GO・DiDiなど)を使ったエリア戦略にも長けています。

✅ アプリがよく鳴るエリアの傾向:
• ビジネス街や高級住宅街(車を呼ぶ層が多い)
• 空港やホテル周辺(荷物が多い・長距離)
• 商業施設・観光地(観光客の利用が多い)
• 若者の多い街(アプリ慣れしていて利用率が高い)

アプリ配車の実績をもとにしたデータを可視化してくれる機能を活用すれば、自分の得意なエリアが把握できるようになります。“自分にとっての稼げるエリア”をアプリを通じて見つけることも可能です。


5. 稼げるエリアを見極める3つのコツ

①【“人の流れ”を読むクセをつける】

人がどこからどこへ移動しているかを意識することで、乗客がいそうなポイントが見えてきます。イベントや天候の影響も要チェックです。


②【乗車実績を記録する】

「どこで」「何時に」「どの距離」でいくら稼げたかをメモしておくことで、自分なりの“売れるパターン”が見えてきます。


③【他のドライバーの動きを観察する】

同じ会社や街中のタクシーの動きもヒントになります。台数が集まりすぎていない“穴場”を探す目も必要です。


まとめ|「どこで走るか」が売上を左右する!

タクシー業界で安定して稼ぐためには、「どこを・いつ走るか」が極めて重要です。
やみくもに走るよりも、「稼げるエリア」を見極めて営業することで、効率よく売上を伸ばし、疲労感も減らすことができます。


✅この記事のまとめ:
• 稼げるエリア=人の流れが多く、乗車ニーズが明確な場所
• 稼げないエリア=人通りが少なく、ニーズが限定的な場所
• エリアは“時間帯ごと”に変わることを意識する
• 配車アプリの需要が高いエリアを狙うのも有効
• 自分の実績を記録・分析して「稼げるパターン」を作ろう

まずは1週間だけでも、「どこで・いつ・どれくらい乗せたか」を記録してみてください。
稼げるエリアが“自分の武器”になっていくはずです!

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