30代で転職して大正解だった話

～安定も、やりがいも、ここにあった～

「このままでいいのか？」
「転職したいけど、30代で未経験ってどうなんだろう…」
「もっと家族との時間が欲しい。でも生活も守りたい」

――そんな悩みを抱えていた私が、30代で思い切ってタクシー業界に飛び込んだ結果、「大正解だった」と心から思える今があります。

これは、元営業職の私がタクシー運転手に転職して感じた“リアルな体験談”です。

30代前半、私は中小企業で法人営業をしていました。
土日もメール対応、月末はプレッシャーに押しつぶされそうな日々。
成果を出せば評価される一方、ノルマのストレスと家庭との両立の難しさに限界を感じていました。

ある日、子どもに「パパ、いつも疲れてるね」と言われたのがきっかけで、真剣に「働き方を変えたい」と考えるようになりました。

最初はまったく眼中にありませんでした。
でも、ネットで「30代未経験歓迎」「年収500万円以上可能」の文字を見た瞬間、「え、これ本当？」と気になり始めました。

さらに調べてみると…
• 二種免許は入社後に取得できる（費用会社負担）
• 固定給＋歩合＋保証制度で、最初から生活は安定
• 自分のペースで働けて、休みもしっかり取れる

――思っていた以上に、しっかりした“プロの仕事”だと分かったのです。

運転が得意だったわけでも、土地勘があったわけでもありません。
それでも、入社後の研修でしっかり地理や接客を教えてもらえたこと、
そして何より、同じように異業種から来た先輩たちが丁寧に教えてくれたことが大きな支えになりました。

最初の3か月間は給与保証があったので、「売上が少なくても給料はちゃんともらえる」という安心感もありました。

入社して半年、気づけば月収35〜40万円前後を安定して稼げるようになっていました。
特別なことはしていません。
• 朝の通勤時間は住宅街で流す
• アプリ配車を活用して効率的に動く
• 繁華街のピーク時間は“狙って”待機

これを繰り返すだけで、「働いた分だけ稼げる実感」が得られたのです。

しかも、以前と違って…
• 残業なしで家族と夕食がとれる
• 隔日勤務で平日にたっぷり自由時間
• 趣味や勉強にも時間が使えるようになった

「時間」「収入」「気持ちの余裕」すべてにおいて、以前より“自分らしく働けるようになった”と感じています。

前職で培った「雑談力」や「話を聞く姿勢」は、タクシーでも意外と武器になりました。
• 道案内が不安なお客様を安心させる
• 外国人のお客様には片言の英語と笑顔で対応
• 地元の高齢者にはゆっくり丁寧な運転と声かけを

「ありがとう、気持ちよかったよ」
「また乗るね」
そんな言葉をもらえたとき、「やっててよかった」と心から思えます。

30代という年齢は、転職市場では「まだ若手だけど、即戦力も求められる」難しい時期かもしれません。
でもタクシー業界は、年齢も経歴も関係なく“真面目にコツコツやる人”をしっかり評価してくれる世界でした。


✅ タクシー転職が正解だったと思える理由
• 働いた分だけ収入が増える＝やりがいあり
• 勤務時間を自分でコントロールできる自由さ
• 未経験でも安心して始められる研修制度
• 接客や対人スキルが活かせる場面が多い
• 家族との時間が増え、心に余裕ができた

「30代でタクシー運転手なんて…」
そんなふうに思っていた過去の自分に、今はこう言いたいです。

「飛び込んでよかった。お前、正解だったぞ」と。